性犯罪に類するワードで検索したときに少しでも犯罪による刑罰などの記事を表示させ、性犯罪を抑止する目的で、性犯罪に関する記事を抜粋。

2008年10月31日金曜日

教師がわいせつ犯に墜ちる4

信頼が欲望に…聖職者が「性食者」に墜ちるとき

県青少年健全育成条例違反で逮捕された佐藤容疑者だが、さいたま地検川越支部は児童福祉法違反罪に容疑を切り替えて起訴した。

「1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金」である県青少年健全育成条例違反に対し、児童福祉法違反は「10年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金」。検察は佐藤容疑者の悪質性をより重視し、児童福祉法違反罪での起訴に踏み切ったとみられる。

佐藤容疑者の悪質性を顕著に物語るのが、「自分を信頼しているので拒まないと思った」という供述だ。

女子高生から信頼されていると勘違いした佐藤容疑者は、わいせつ行為を確信犯的にやっていたといえる。自分の欲望を正当化するための理由として、「自分は女子高生から信頼されている」と考えたとも言えるだろう。

佐藤容疑者が逮捕される2日前の5月29日、同じ埼玉県熊谷市にあるさいたま地裁熊谷支部では、1人の元校長が法廷に立っていた。肉体関係を持った教え子に脅迫メールを送ったとして逮捕・起訴された川口市立川口高校元校長、市川和夫被告(56)だ。

市川被告は法廷で、教え子の女性と肉体関係を持った理由を「彼女を支えるため」などと供述。信頼する自分の影響を受けたおかげで「卒業時はすばらしい生徒になった」などとも得意げに話した。

「男性教師が女子生徒を指導する場合、『疑似恋愛をしろ』と言う人もいる。恋愛と一緒で、好かれた方が信頼を得て指導がスムーズにできるからだが、中には信頼を得たことに甘えて自分を制御できなくなる教師もいる」(教師経験者)

指導のための“恋愛”である現実に目をそむけ、「盲目な恋」にひた走る教師。さらに信頼=支配とでも勘違いし、自分の欲望をぶつけても“安全な”相手と思いこんではいないだろうか。

聖職者が「性食者」に墜ちる背景には、そんな論理が潜んでいるのかもしれない。

2008年10月30日木曜日

教師がわいせつ犯に墜ちる3

勤務時間外の職員室でもわいせつ行為

市教委によると、佐藤容疑者は平成18年3月に校長を最後に退職後、嘱託職員として都に採用された。所沢市に派遣され、週3~4日の勤務に就いていた。

佐藤容疑者は逮捕された日、都内に住んでいる女子高生をわざわざ自分が住んでいる所沢市まで呼び出し、わいせつな行為に及んでいた。

その日は勤務日ではなかったが、そもそも相談室外で職員が相談業務を行うのは「絶対にあってはならないこと」(同市教委)だという。

いわば、他の職員の目を盗んでの犯行だったわけだが、佐藤容疑者が他の職員の目を盗んだのはこの日だけではない。

所沢署は6月23日、児童福祉法違反(児童に淫行させる行為の禁止)の疑いで、佐藤容疑者を再逮捕した。この再逮捕の理由となった犯罪行為に、同市教委は再び唖然とさせられることになる。

「佐藤容疑者は逮捕された前日である5月29日17時20分ごろから、教育相談室に隣接する職員室で、女子生徒に自分の下半身を触らせていた。他の職員は誰もいなかったが、その際も女子高生は勉強を教えてもらうために職員室に行ったようだ」(捜査関係者)

佐藤容疑者の勤務時間は、8時半~17時15分。他の職員は9時~17時。

「職員も片づけなどがあるので、17時20分に職員室に2人しかいなかったとは考えにくいが…」

同市教委幹部は苦々しそうにそう話すが、2人きりになったことが、佐藤容疑者に犯行を決意させたのも事実だ。

実は佐藤容疑者が職場でわいせつな行為に及んだのは、この日が初めてではない。女子高生は所沢署の調べに対し、「職員室や相談室で10数回、同じような行為をさせられた」などと被害を訴えているからだ。

そもそも相談室はその業務の特性上、部屋に入ってしまえば外から中の様子は見えない構造になっている。勤務時間内なら他の職員の目もあるが、勤務後や勤務外なら女子高生と2人きりになる機会は数多くあったのだ。

「勤務態度は問題なかった」(同市教委幹部)という佐藤容疑者。だが、他の職員が帰宅した後など、他の職員の目に触れない所で問題行為を繰り返していたのだ。

2008年10月29日水曜日

教師がわいせつ犯に墜ちる2

自分の欲望を抑えられず…「体形が大人っぽくなったので」

「女子生徒は自分を信頼していた」と供述する佐藤容疑者。そもそも佐藤容疑者が女子高生との間に「信頼関係」が生じていたと錯覚したのはどうしてだろうか。


被害者の女子高生(16)は都内在住の高校2年生。佐藤容疑者が勤務する相談室に中学3年生のころから通うようになり、学校生活の悩みなどを相談していた。

同市教委によると、相談室には7人の相談員がいるが、実際に相談業務を担当するのは臨床心理士の資格を持つ3人の相談員。室長の肩書を持つ佐藤容疑者だが、実際の仕事は相談日程の調整や相談員の取りまとめ役でしかなかった。相談員に対する命令権限すらなかったという。

通常なら接触する機会があるはずもない“事務方”の佐藤容疑者と女子高生。2人はどういう経緯で接触し、関係を深めていったのだろうか。

捜査関係者はこう説明する。

「被害者の女子高生は何人かの相談員に勉強を見てもらっており、佐藤容疑者には社会科を教えてもらっていた。勉強を教えているうちに佐藤容疑者が女子高生に興味を持ったようだ」

教育者としての立場を忘れ、佐藤容疑者は女子高生に性的な興味を抱いていった。その証拠は、佐藤容疑者の次の供述からもうかがえる。

「体形が大人っぽくなっていく女子高生を見て、胸を触りたくなった」

当初は「教育者としての好意」で女子高生の学習を手伝っていた佐藤容疑者。だが、少しずつ大人の体形になっていく女子高生を見ているうちに、性的な妄想を抱くようになったということだろう。

女子高生は、昨年12月ごろからわいせつな行為をさせられていた。拒まない女子高生を見て、佐藤容疑者は自分を「信頼している」と勘違いしたのだが、実際の女子高生の心境は「信頼」にはほど遠かった。

「(わいせつな行為を)断ると、もう(勉強の)相談ができなくなると思い、断れなかった。尊敬している先生だから我慢した」

所沢署の調べに対し、女子高生はそう話しているという。佐藤容疑者は「勉強を教えてもらいたい」という女子高生の思いを逆手に取ったうえ、女子高生にわいせつな行為を続けていたのだ。女子高生が拒めなかった本当の理由を、教育者として長いキャリアがある佐藤容疑者が見抜けなかったはずがない。

捜査幹部はこう吐き捨てた。

「佐藤容疑者は『魔が差したから』と供述しているが、それは本当なのか。信じることはとてもできない」

2008年10月28日火曜日

教師がわいせつ犯に墜ちる1

「信頼しているので拒まない」…元校長のあきれた言い分

「もしかして、エンコー(援助交際)じゃないか」

5月30日午後1時ごろ、埼玉県所沢市日吉町のファストフード店「マクドナルド所沢店」2階。店内にいた男子高校生2人は異様な光景を目にした。

カウンター席で、中年の男が女子高生と並んで座っている。親子とはとても思えない証拠に、2人は体を寄せ合い、向き合うように座っているのだ。

男子高校生らが援助交際と錯覚しても不思議ではない光景である。

だが、男子高校生らはこの直後、さらに信じられない光景を目にすることになる。

中年男が、女子高生のスカートの中に手を入れ、その下半身を触り始めたのだ。一方の女子高生は嫌がっているようにしか見えない。

「絶対におかしい」

男子高校生らは店の2軒隣にある交番に直行した。すぐに駆けつけた警察官に中年男は事情を聴かれ、やがて県青少年健全育成条例違反容疑で逮捕された。

男の素性を知った男子高校生らは、さらに信じられない気持ちに駆られただろう。交番の2軒隣にある店でハレンチ行為を行った大胆不敵なこの男は、東京都武蔵村山市教育相談室の前室長、佐藤学容疑者(62)=児童福祉法違反の罪で起訴、再逮捕=だったのだ。

佐藤容疑者は同市立中学校の校長まで務めた“聖職者”だが、所沢署の調べに当初は容疑を否認した。だが、やがて犯意を認め始めた佐藤容疑者は、店内で自分の下半身を触らせていたことまで明らかにするのだ。

「18歳未満の女子高生」「嫌がるのを無理やり」「飲食店内という公衆の面前でのハレンチ行為」…教育者としての良識を疑わざるを得ない言葉が並ぶ今回の事件。

「魔が差してしまった…」

当初はそう供述していた佐藤容疑者はその後、さらに信じられない言葉を口にした。

「(女子生徒は)自分を信頼しているので拒まないと思った」

女生徒に「3回まわってワンと言え」セクハラ教諭が100万円支払う

2008.6.27

大阪市立中学の剣道部顧問の男性教諭(44)が、女子生徒に「3回まわってワンといえ」などと命じてセクハラや体罰を繰り返したとして、元生徒3人が教諭と市に損害賠償を求め、大阪地裁が慰謝料の支払いを命じた訴訟で、市が控訴を断念、3人に慰謝料計約100万円を支払っていたことが26日、分かった。

市はこれまで教諭を擁護していたが、主張を一転。

「セクハラや体罰があったと判断せざるを得ない」として、今月末に教諭を懲戒処分する。

市教委が元生徒の被害状況を把握してからすでに約4年が経過しており、聞き取り調査の甘さが露呈した格好だ。

判決によると、剣道部に所属していた20代の元生徒3人は平成8年ごろ、練習中に教諭から日常的に竹刀や太鼓のバチで殴られたほか、下着姿にさせられ、抱きしめられるなどの被害を受けた。

また、個別指導として個室に部員を呼び、「3回まわってワンといえ」などと命じられた。

市教委は十数回に渡る教諭からの事情聴取などをもとに元生徒の主張を否定。しかし大阪地裁は複数の部員らの証言から「教諭の供述は不自然で不合理」と判断、計500万円の損害賠償請求に対して、市に100万円の支払いを命じた。

産経新聞の取材に対し、男性教諭は「弁護士と相談中のためコメントできない」と話した。

2008年10月27日月曜日

指なめさせ、下着姿に教諭のセクハラ「儀式」に賠償命令

2008.5.20

大阪市立の中学校に通っていた3人の女性らが、在学中に運動部の顧問だった男性教諭から下着姿にさせられるなどのセクハラや体罰を受けたとして、教諭と市に約500万円の損害賠償を求めた訴訟で、大阪地裁(村岡寛裁判長)は20日、市に100万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

判決によると、教諭は平成9~10年、鍵をかけた室内で3人を個別指導。「プライドを捨てて先生についてこれるか」「心を裸にできていない」などと説教し、自分の指や床をなめさせたり、下着姿にさせたりした。こうした行為は生徒の間で「儀式」と呼ばれ、抱きしめられた女性もいた。

村岡裁判長は「指導から端を発したものとしても、性的羞恥(しゅうち)心を害する行為で社会通念上およそ許されない」と違法行為を認定。しかし、原告の損害賠償請求期限(3年)が過ぎているとして、市の教育環境配慮義務違反のみを認めて慰謝料支払いを命じた。

大阪市教委の話「判決をよく読んだ上で対応を検討したい」

2008年10月26日日曜日

セクハラで岡山大教授1万円減給

2008.10.15

岡山大(岡山市)は15日、女子学生にセクハラ(性的嫌がらせ)発言などをしたとして、社会文化科学研究科の50代の男性教授を、賃金1日分の半額に当たる約1万円の減給処分にしたと発表した。

大学によると、教授は昨年から今年にかけ、自分が指導する女子学生に交際を迫ったり、研究室の飲み会で「胸が大きい」と発言。また「ルールを守れないならば、ほかの研究室に行け」と飲み会への参加を強要するアカデミックハラスメントの行為もあったという。

今年七月、女子学生からの相談で発覚。大学の調査の結果、体を触るなどの行為はなかった。女子学生は指導教授を変えた。

教授は「悪いことをした。申し訳なかった」と話しているという。

2008年10月25日土曜日

セクハラ、パワハラ連発懲りない校長に停職6カ月

2008.10.15

北九州市教育委員会は15日、女性教諭らにセクハラ(性的嫌がらせ)やパワーハラスメント行為を繰り返したとして、同市若松区の市立中学の男性校長(57)を停職6カ月の懲戒処分とした。

市教委によると、校長は7月4日、職場の飲み会の2次会で、隣の席でカラオケを歌っていた30代の女性教諭の手を持ち、リズムに合わせて自分の下半身や胸に当てた。

女性の抗議を受けいったん謝罪したが、この女性が欠席した7月18日の飲み会で、ほかの教諭らに「あいつはつまらん」「来年飛ばす」と発言。このほか女性教頭に「ばあさんになったなあ」と、別の女性教諭には「お互いメタボやな」などと発言を繰り返していた。

校長は一連の言動について「コミュニケーションの一環としてやった」と話しているという。

2008年10月24日金曜日

「長く美しい足に見とれ、つい」鳥取市職員、盗撮で停職6カ月+降格

2007.12.27

鳥取市は27日、旅行中に女性のスカートの中を盗撮したとして北海道警に逮捕された同市都市整備部都市建設課の男性職員(44)を停職6カ月の懲戒処分とし、主幹から技師に降任した。

市によると、職員は今月7日、札幌市中央区にあるデパートのエスカレーターで、前にいた女性(23)のスカートの中をデジタルカメラで撮影し、北海道迷惑防止条例違反の現行犯で逮捕された。札幌簡裁は罰金20万円の略式命令を出した。

「長くて美しい足に見とれ、衝動的に撮ってしまった」と話している。「慰労のため」と、有給休暇を取って札幌を訪れていたという。

交際少女に売春100回強要20歳無職男を逮捕宇都宮

2008.10.23

交際中の少女(16)に売春を強要したとして、栃木県警宇都宮南署は23日、児童福祉法違反容疑で同県日光市猪倉、無職、浅間博満容疑者(20)を逮捕した。容疑を認めているという。

調べでは、浅間容疑者は7月下旬、交際していた宇都宮市の無職少女を、携帯電話の出会い系サイトを通じて、宇都宮市平松本町、無職、高橋一幸容疑者(31)=児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で逮捕=に引き合わせ、同市内のホテルでみだらな行為をさせた疑い。

同署は浅間容疑者が約百回にわたり少女に売春を強要していたとみて追及する。

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